を実数とし,
とおく。
(1)
を求めよ。
(2)
のとき,
を求めよ。
絶対値記号を含む定
積分の問題です。絶対値記号がついたままでは計算できないので,絶対値記号を外すことを考えます。絶対値の中が正のときと負のときで
積分区間を分割します。
検算その1
(1)の答えは,(2)(ii)の答えに対しを計算した値と一致するはずです。実際に代入して計算すると
となり一致します。
検算その2
(2)(i)に対しを計算した値と(2)(ii)に対しを計算した値は一致するはずです。
(2)(i)で
(2)(ii)で
となり一致します。
計算して答えが出た後,時間に余裕があればこのように検算をしてミスがないか確認しましょう。