ExcelからAzure DevOpsのQueryを参照する -準備-

Azure DevOpsのQueryはAdd-inを入れることでExcelから参照することができます。

 

Excel上で扱うことで、Work ItemのStatusを一気に更新したり、フィルタリングをかけることができます。今回はExcelにアドインを入れて、Queryを参照するところまでを備忘録として記載します。

 

アドインのダウンロード

アドインは

Visual Studio Tools のダウンロード - Windows、Mac、Linux 用の無料インストール

の「その他のTools, Frameworks, そしてRedistributables」にある、「Azure DevOps Office® Integration 2019」(2021年11月現在)をダウンロードします。

 

ダウンロードしたEXE(azuredevops_inttooloffice2019_jpn.exe)を起動するとインストールが始まります。

 

インストールが終わったらExcelを起動して、アドインの確認をします。

 

 

Excelアドインのアクティブ化

Excelのオプションを開き、「アクティブなアプリケーション アドイン」に「Team Foundation Add-in」があればOKです。

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アドイン

ない場合は、同画面の下の方にある、「管理」から「COMアドイン」を選択して設定ボタンをおします。

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COMアドイン

設定ボタンを押すと、以下のような画面が開くので、「Team Foundation Add-in」にチェックをいれてOKを押します。ここの使用できるアドインに該当のアドインがない場合は、インストールに失敗している可能性があります。

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COMアドイン管理画面

アドインがアクティブになっていることを確認したら、リボンの設定に「チーム」を追加します。

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リボン設定

「チーム」にチェックがついていればOKです。

これで準備完了です。Queryを参照してみましょう。

 

 

Query参照

※あらかじめAzure DevOpsにて、Queryを作成しておいてください。

新しいシートを作成し、「新しい一覧」を選択します。

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チームタブ

「新しい一覧」を押すと、以下のような画面が出てくるので、「サーバー」を選択する。

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「AzureDevOpsServerの追加と削除」の画面が出るので、「追加」を押す。

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Azure DevOps Serverの名前またはURLに使用するAzureDevOpsのURLを入力してOKを押します。OKを押すとログイン画面がでてくるので、AzureDevOpsに登録されているアカウントにサインインします。成功すると追加と削除の画面に戻りますので、「閉じる」を押します。

接続がうまくいっていれば、チームプロジェクトコレクションおよびチームプロジェクトに、AzureDevOpsに登録されているプロジェクトのコレクション等が表示されます。使いたいプロジェクトを選択して「接続」を押します。

 

接続するとクエリリストを選択する画面が出てきますので、表示したいクエリを選択して、OKを押します。

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以下のようなテーブルが表示されれば成功です!

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テーブルの使い方についてはまた今度。